2018年11月23日

平成30年度 技術士第一次試験問題 情報工学部門 V−33

V−33
IPv4のTCPパケットに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

 @ TCPヘッダにはチェックサムフィールドがない。
 @ TCPヘッダにはパケット長やデータ長を表すフィールドが存在する。
 B TCPヘッダのSYNビットは、3ウェイハンドシェイクにおける最初の
   パケットでは0になっている。
 C TCPヘッダのウィンドウの値を0に設定すると、送信側は送信を
   中断し、次にゼロ以外の値が返されるまで待機する。
 D TCPヘッダは送信ポート番号フィールドと受信ポート番号フィールドを
   含み、それぞれ32ビット長である。



【正解】 C

@ TCPヘッダには16ビットのチェックサムフィールドがある。
A TCPヘッダにはTCPヘッダの長さを表すフィールドはあるが、パケット長や
 データ長を表すフィールドは存在しない。
B 
3ウェイハンドシェイクは、TCPでコネクションを確立するための手順。
 接続元がSYNビットを1にして送り、接続先がACKビットを1にして返し、
 もう一度接続元がSYNビットを0、ACKビットを1にしてコネクションを
 確立する。
C 正しい。
ウィンドウフィールドは、受信側が受け取ることができるデータ
 サイズを送信側に伝えるための16ビットのフィールドである。
D 送信ポート番号フィールドと受信ポート番号フィールドは、それぞれ
 16ビット長である。

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posted by ファーストマクロ at 08:07| Comment(0) | H30技術士一次試験(情報工学)
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