2018年12月16日

平成30年度秋期 応用情報技術者試験問題 問26

問26
社員と年の対応関係をUMLのクラス図で記述する。二つの
クラス間の関連が次の条件を満たす場合、a、b に入れる多重度の
適切な組合せはどれか。ここで、“年”クラスのインスタンスは毎年
存在する。

 〔条件〕
  (1) 全ての社員は入社年を特定できる。
  (2) 年によっては社員が入社しないこともある。

 ┌────┐           ┌───┐
 │    │ a       b │   │
 │ 社員 ├───────────┤ 年 │
 │    │        入社年│   │
 └────┘           └───┘


   ┌──────┬──────┐
   │   a   │   b   │
 ┌─┼──────┼──────┤
 │ア│ 0..* │ 0..1 │
 ├─┼──────┼──────┤
 │イ│ 0..* │   1   │
 ├─┼──────┼──────┤
 │ウ│ 1..* │ 0..1 │
 ├─┼──────┼──────┤
 │エ│ 1..* │   1   │
 └─┴──────┴──────┘



【正解】 イ

a は入社年から見た社員の多重度であり、条件(2)より、
0以上を表す
0..* が入る。
b は、社員からみた入社年の多重度であり、条件(1)より、
社員1につき、年は必ず1つで特定できる
が入る。

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タグ:UML
posted by ファーストマクロ at 09:24| Comment(0) | H30秋応用情報技術者
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