2019年01月06日

平成30年度秋期 応用情報技術者試験問題 問47

問47
ソフトウェアアーキテクチャパターンのうち、仕様の追加や変更による影響が
及ぶ範囲を限定できるようにするために、機能を業務ロジック、画面出力、
それらの制御という、三つのコンポーネントに分けるものはどれか。

 ア Broker
 イ Layer
 ウ MVC
 エ Pipes and Filters



【正解】 ウ

Patten-Oriented Software Architecture (POSA) では、アーキテクチャパターンを
4つのテーマに分けそれぞれ、以下のように分類している。
■混沌から構造へ
 Layers
 Pipes and Filters
 Blackboard
■分散システム
 Broker
■対話型システム
 Model-View-Controller
 Presentation-Abstraction-Control
■適合型システム
 Microkernel
 Reflection


ア 
Broker は、分散システムを構築する際のアーキテクチャである。
イ 
Layer は、アプリケーションをいくつかの階層に分割するアーキテクチャである。
ウ 正しい。
MVC (Model View Controller) は、業務処理はモデル層が行い、
 処理結果はビュー層に渡されて画面表示が行われる。
 また、コントローラ層はモデル層から受け取った処理結果をビュー層に引き渡す。
エ 
Pipes and Filters は、データストリーム (コンテンツの配信のような連続した
 データの流れ) を扱うシステムに有効なアーキテクチャである。

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タグ:POSA
posted by ファーストマクロ at 12:02| Comment(0) | H30秋応用情報技術者
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