2019年01月07日

平成30年度秋期 応用情報技術者試験問題 問48

問48
安全性と信頼性について、次の方針でプログラム設計を行う場合、その方針を
表す用語はどれか。

 〔方針〕
 不特定多数の人が使用するプログラムには、自分だけが使用するプログラムに
 比べて、より多く、データチェックの機能を組み込む。プログラムが処理できる
 データの前提条件を文書に書いておくだけでなく、プログラムについても前提条件を
 満たしていないデータが入力されたときは、エラーメッセージを表示して再入力を
 促すようなものとする。

 ア フールプルーフ
 イ フェールセーフ
 ウ フェールソフト
 エ フォールトトレラント



【正解】 ア

ア 正しい。
フールプルーフは、不特定多数の人が操作しても、誤動作が起こりにくい
 ように設計することである。
イ 
フェールセーフは、システムに障害が発生したときでも、常に安全側にシステムを
 制御することである。
ウ 
フェールソフトは、故障が発生したときに、あらかじめ指定されている縮小した範囲の
 サービスを提供することである。
エ 
フォールトトレラントは、システムを構成する要素のうち、信頼性に大きく影響するものを
 複数備えることによって、システムの信頼性を高める性質のこと。
 なお、
フォルトトレランスは、システムを構成要素のうち、信頼性に大きく影響するものを
 予備として複数備えることによってシステムを継続的に稼働させるという、システムの
 信頼性を高める考え方のことで、フォールトトレラントの名詞形である。

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タグ:信頼性
posted by ファーストマクロ at 20:23| Comment(0) | H30秋応用情報技術者
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