2019年02月17日

平成30年度秋期 基本情報技術者試験問題 問9

問9
動作クロック周波数が700MHzのCPUで、命令実行に
必要なクロック数及びその命令の出現率が表に示す値で
ある場合、このCPUの性能は約何MIPSか。

┌───────────┬────────┬─────┐
│   命令の種別   │命令実行に必要な│出現率(%)│
│           │ クロック数  │     │
├───────────┼────────┼─────┤
│レジスタ間演算    │    4    │  30  │
├───────────┼────────┼─────┤
│メモリ・レジスタ間演算│    8    │  60  │
├───────────┼────────┼─────┤
│無条件分岐      │   10   │  10  │
└───────────┴────────┴─────┘

 ア 10  イ 50  ウ 70  エ 100



【正解】 エ

命令実行に必要な平均のクロック数は
4×30%+8×60%+10×10%
=1.2+4.8+1.0=
7.0である。

動作クロック周波数が700MHzであるから、
1秒間で700、000、000回転、つまり
700、000、000クロックである。

従って、問題のCPUでは、1秒間に
700、000、000÷7.0=100、000、000回、命令実行できる。
1MIPSは1秒間に1、000、000回実行できるので
CPUの性能は
100MIPSであることが分る。

EXCEL VBAのご相談なら  ファーストマクロ 



タグ:クロック数
posted by ファーストマクロ at 14:49| Comment(0) | H30秋基本情報技術者
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。