2019年03月24日

平成30年度秋期 基本情報技術者試験問題 問44

問44
公衆無線LANのアクセスポイントを設置するときのセキュリティ対策と効果の
組みのうち、適切なものはどれか。

  ┌────────────┬─────────────────┐
  │  セキュリティ対策  │       効 果       │
┌─┼────────────┼─────────────────┤
│ │MACアドレスフィルタリ│正規の端末のMACアドレスに偽装し│
│ア│ングを設定する。    │た攻撃者の端末からの接続を遮断し、│
│ │            │利用者のなりすましを防止する。  │
├─┼────────────┼─────────────────┤
│イ│SSIDを暗号化する。   │SSIDを秘匿して、SSIDの盗聴を防止す│
│ │            │る。               │
├─┼────────────┼─────────────────┤
│ │自社がレジストラに登録し│正規のアクセスポイントと同一のSSID│
│ウ│たドメインを、アクセスポ│を設定した、悪意のあるアクセスポイ│
│ │イントのSSIDに設定する。│ントの設置を防止する。      │
├─┼────────────┼─────────────────┤
│ │同一のアクセスポイントに│同一のアクセスポイントに無線で接続│
│エ│無線で接続している端末同│している他の端末に、公衆無線LANの │
│ │士の通信を、アクセスポイ│利用者がアクセスポイントを経由して│
│ │ントで遮断する。    │無断でアクセスすることを防止する。│
└─┴────────────┴─────────────────┘



【正解】 エ

ア 公衆無線LANのアクセスポイントにMACアドレスフィルタリングを設定すると
 特定のMACアドレスの機器からしか利用できない。
 また、正規の端末のMACアドレスに偽装されると、なりすましを防止できない。
イ 
SSID (Service Set Identifier) は、無線LANのアクセスポイントの識別名の
 ことであり、暗号化しては、公衆無線LANのアクセスポイントの意味がない。
 また、SSIDを秘匿して、盗聴を防止するには、SSIDをステルス化 (秘匿化) する。
ウ SSID (Service Set Identifier) は、無線LANのアクセスポイントの識別名であり、
 ドメインではない。
 また、正規のアクセスポイントと同一のSSIDを設定した、悪意のあるアクセスポイントの
 設置防止には、SSIDを類推できないような名前にするか、暗号キーを複雑にする。
エ 正しい。同じ無線LANのアクセスポイントやルータに接続している機器同士の
 直接通信を禁止する機能を
プライバシセパレータという。

EXCEL VBAのご相談なら  ファーストマクロ 



posted by ファーストマクロ at 09:21| Comment(0) | H30秋基本情報技術者
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。