2019年04月19日

平成30年度秋期 基本情報技術者試験問題 問69

問69
T社では3種類の商品A、B、Cを販売している。現在のところ、それぞれの
商品には毎月10、000 人、20、000 人、80、000人の購入者がいる。
来年から商品体系を変更して、4種類の新商品P、Q、R、Sを販売する
予定である。そこで、既存の顧客が新商品を購入する割合と新規の顧客数を
試算した。この試算について、適切な記述はどれか。ここで、表の各行に記載
されている小数第1位までの数値が、該当する旧商品から新商品に乗り換える
人の割合を表す。

   ┌───┬───┬───┬───┬───┐
   │ 人数 │ P │ Q │ R │ S │
 ┌─┼───┼───┼───┼───┼───┤
 │A│10,000│  0.5│  0.3│  0.1│  0.1│
 ├─┼───┼───┼───┼───┼───┤
 │B│20,000│  0.1│  0.6│  0.1│  0.1│
 ├─┼───┼───┼───┼───┼───┤
 │C│80,000│  0.1│  0.1│  0.3│  0.3│
 ├─┴───┼───┼───┼───┼───┤
 │既存顧客数│15,000│23,000│27,000│27,000│
 ├─────┼───┼───┼───┼───┤
 │新規顧客数│ 5,000│ 7,000│13,000│23,000│
 └─────┴───┴───┴───┴───┘

 ア 商品Aの購入者のうち、1、000人が新商品Qを購入すると予想している。
 イ 商品Bの購入者は、新商品P、Q、R、Sのどれかを購入すると予想している。
 ウ 新商品Pの購入見込者の5割は、商品Aの購入者であると予想している。
 エ 新商品Sの新規顧客数は、商品Cの購入者のうち新商品Sを購入する
   人数より少ないと予想している。



【正解】 エ

ア 商品Aは10、000人の購入者がおり、そのうち3割の
3000人が新商品Q
 を購入すると予想している。
イ 商品Bの購入者のうち1割は新商品P、6割が新商品Q、1割が新商品R
 1割が新商品S、合計して
9割が新商品P、Q、R、Sのどれかを購入すると
 予想している。
ウ 商品A購入者の5割の
5000人と、商品B購入者の1割の2000人と、
 商品C購入者の1割の8000人の、既存顧客合計15000人と
 新規顧客の5000人が新商品Pを購入すると予想している。
 すなわち、新商品Pの購入見込者は合計で
20000人と予測しているため、
 新商品Pの購入見込者、20000人の
2割5分が、商品Aの購入者であると
 予想している。
エ 正しい。
 新商品Sの新規顧客数は、
23000人
 商品Cの購入者のうち新商品Sを購入する人数は
 80000人の3割で
24000人である。

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タグ:販売予測
posted by ファーストマクロ at 20:30| Comment(0) | H30秋基本情報技術者
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