2019年05月05日

平成31年度春期 応用情報技術者試験問題 問5

問5

要求に応じて可変量のメモリを割り当てるメモリ管理方式がある。要求量以上の大きさをもつ空き領域のうちで最小のものを割り当てる最適適合 (best-fit) アルゴリズムを用いる場合、空き領域を管理するためのデータ構造として、メモリ割当て時の平均処理時間が最も短いものはどれか。

ア 空き領域のアドレスをキーとする2分探索木

イ 空き領域の大きさが小さい順の片方向連結リスト

ウ 空き領域の大きさをキーとする2分探索木

エ アドレスに対応したビットマップ




正解


解説

例えば空き領域が、10Mb、20Mb、50Mbで要求量が19Mbの場合、20Mbの空き領域を割り当て、管理していくための処理時間が最も短いものを選ぶことになる。

ア 空き領域アドレスを検索する場合に有効である。
イ 空き領域の検索に有効であるが、割り当て後に連結リストを再編成しなければならず、処理時間は、正解に比べて長くなる。
ウ 正しい。
エ 空き領域アドレスを検索する場合に有効である。

posted by ファーストマクロ at 08:53| Comment(0) | H31春応用情報技術者
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