2019年06月12日

平成31年度春期 応用情報技術者試験問題 問42

問42

VPNで使用されるセキュアなプロトコルであるIPsec、L2TP、TLSの、OSI基本参照モデルにおける相対的な位置関係はどれか。

 OSI基本参照モデル
  上位層
(アプリケーション層) A    B    C    D
   ↑     ┌───┐┌───┐┌───┐┌───┐
   │     │IPsec ││IPsec ││ TLS ││ TLS │
   │     ├───┤├───┤├───┤├───┤
   │     │ L2TP ││ TLS ││IPsec ││ L2TP │
   │     ├───┤├───┤├───┤├───┤
   │     │ TLS ││ L2TP ││ L2TP ││IPsec │
   ↓     └───┘└───┘└───┘└───┘
 下位層(物理層) 

ア A  イ B  ウ C  エ D




正解


解説

TLS (Transport Layer Security)は、TCP/IPネットワークでデータを公開鍵暗号方式で暗号化して送受信するプロトコルの一つである。
トランスポート層で機能する。

IPSec (Security Architecture for Internet Protocol) はTCP/IP環境において、IPパケットの暗号化や認証などを行うプロトコルであり、セキュリティ対策になる。
IPネットワーク層のプロトコルであり、IPsecもネットワーク層で機能する。

L2TP (Layer 2 Tunneling Protocol) は、VPNをサポートするために利用されるトンネリングプロトコルである。
Layer 2、データリンク層で機能する。

posted by ファーストマクロ at 19:26| Comment(0) | H31春応用情報技術者
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。