2019年10月12日

平成29年度秋期 基本情報技術者試験問題 問2

問2

送信側では、ビット列をある生成多項式で割った余りをそのビット列に付加して送信し、受信側では、受信したビット列が同じ生成多項式で割り切れるか否かで誤りの発生を判断する誤り検査方式はどれか。

ア CRC方式

イ 垂直パリティチェック方式

ウ 水平パリティチェック方式

エ ハミング符号方式





正解


解説

ア 正しい。CRC (Cyclic Redundancy Check) は巡回冗長検査であり、データを「値」として取り扱い、定数で割った余りを元に誤り検出を行う。
イ 垂直パリティチェック方式は、ビット列をブロック単位 (7ビットなど) に区切り、ブロック毎に、パリティビット (1ビット) を付与する方式である。
ブロック毎に1ビットの誤りを検出できるが、訂正はできない。
ウ 水平パリティチェック方式は、ビット列をブロック単位 (7ビットなど) に区切り、さらに複数のブロック (例えば10ブロックずつなど) の同一ビット番目に対してパリティビット (1ビット) を付与する方式である。
エ ハミング符号方式は、データに冗長ビットを付加して、1ビットの誤りを訂正できるようにしたものである。

タグ:誤り検査
posted by ファーストマクロ at 08:37| Comment(0) | H29秋基本情報技術者
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