2019年11月05日

令和元年度 技術士第一次試験問題 情報工学部門 V−15

V−15

大きなソフトウェアをいくつかのモジュールに分割して実装したい。次のモジュール分割の方針のうち、最も適切なものはどれか。

@ 機能的な関連は弱いが、実行する時点が近い機能群を1つのモジュールにまとめる。

A モジュール間で共通にアクセスするデータを一定の形式に編集して公開する。

B 個々のモジュールの凝集度 (cohesion) をできるだけ低くする。

C モジュール間の結合度 (coupling) をできるだけ低くする。

D 参照するモジュール内部にあるデータを外部から直接読み書きできるようにする。





正解

C


解説

モジュール強度 (凝縮度) と結合度についての問題である。

モジュール強度強い方が良いプログラムであり、モジュール結合度弱い方が良いプログラムとされている。
モジュール強度は、強い順に以下となる。
 機能的強度 > 情報的強度 > 連絡的強度 > 手段的強度 > 時間的強度 > 論理的強度 > 暗号的強度

モジュール結合は弱い順に以下となる。
 データ結合 < スタンプ結合 < 制御結合 < 外部結合 < 共通結合 < 内容結合

@ 機能的強度よりも時間強度を重視しているため、誤りである。

A 共有結合に関する記載であり、モジュール結合度が強くなってしまう。

B 強度(凝縮度)は強い方がよく誤りである。

C 正しい。結合度は低い (弱い) 方が良い。

D 内部結合に関する記述であり、結合度が最も強いため誤りである。

posted by ファーストマクロ at 21:30| Comment(0) | R01技術士一次試験(情報工学)
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