2019年11月10日

令和元年度 技術士第一次試験問題 情報工学部門 V−20

V−20

ソフトウェアのテストに関して、次の文で説明される用語として最も適切なものはどれか。

 ソフトウェアの変更により、未変更部分に欠陥が生じていないことを確認する必要がある。本テストは、ソフトウェアの変更後に、既にテスト済みのプログラムに対してテストを再実行するものであり、ソフトウェアや実行環境が変わる度に実施される。

@ 境界値分析 (Boundary value analysis)

A 回帰テスト (Regression testing)

B デシジョンテーブルテスト (Decision table testing)

C 使用性テスト (Usability testing)

D 状態遷移テスト (State transition testing)





正解

A


解説

@ 境界値分析は、同値クラスの境界値とその前後の値をテストデータとしてテストすることである。

A 正しい。

B デシジョンテーブルは、入出力が複数のパラメタから構成されている場合に、入力と出力の関係を表形式で表したものであり、デシジョンテーブルテストは、デシジョンテーブルを使ってテストする。

C 使用性は、有効性、効率性及び満足性をもって目標を達成するために、利用者が製品又はシステムを利用することができる度合いのことであり、使用性テストは、その使用性をテストする。

D 状態遷移テストは、「どういう状態の時にどういう値やボタンが押されたらどういう状態になるか」などについて記した状態遷移図と状態遷移表を用いて行うテスト手法である。

タグ:テスト
posted by ファーストマクロ at 10:47| Comment(0) | R01技術士一次試験(情報工学)
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