2019年11月13日

令和元年度 技術士第一次試験問題 情報工学部門 V−23

V−23

フェールセーフに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

@ システムにフォールトが存在しても、機能又は性能を縮退しながらシステムが要求機能を遂行し続ける設計上の性質である。

A システムを操作する上で不適切な行為又は過失などが起こっても、システムの信頼性及び安全性を保持する性質である。

B システムが故障したとき、安全な状態を保つことができるような設計上の性質である。

C 放置しておけば故障に至るようなフォールトや誤りがシステムに存在しても、要求機能の遂行を可能にするシステムの属性である。

D 製造、設計などにおいて、システム及び構成要素にフォールトが発生しないようにする方法又は技術である。





正解

B


解説

@ 「縮退 (運転) 」とあればフェールソフトの考え方である。

A フォルトトレラントに関する記述である。

B 正しい。

C フォルトトレランスに関する記述である。
なお、フォルトトレランスはフォルトトレラントの名詞形である。

D フォルトトレランスもしくは、フールプルーフに関する記述である。
フールプルーフは、不特定多数の人が操作しても、誤動作が起こりにくいように設計することである。

posted by ファーストマクロ at 20:15| Comment(0) | R01技術士一次試験(情報工学)
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。