2019年12月21日

令和元年度秋期 基本情報技術者試験問題 問31

問31

CSMA/CD方式のLANに接続されたノードの送信動作として、適切なものはどれか。

ア 各ノードに論理的な順位付けを行い、送信権を順次受け渡し、これを受け取ったノードだけが送信を行う。

イ 各ノードは伝送媒体が使用中かどうかを調べ、使用中でなければ送信を行う。衝突を検出したらランダムな時間の経過後に再度送信を行う。

ウ 各ノードを環状に接続して、送信権を制御するための特殊なフレームを巡回させ、これを受け取ったノードだけが送信を行う。

エ タイムスロットを割り当てられたノードだけが送信を行う。





正解


解説

ア トークンバス方式の説明である。トークンバス方式は、トークンパッシング方式の1つである。
トークンパッシング方式は、伝送路上にトークンを巡回させ、トークンを受け取った端末だけがデータを送信できるアクセス制御方式である。

イ 正しい。CSMA/CD (Carrier Sense Multiple Access with Collision Detection = キャリア検知 多重アクセス/衝突検出) は、伝送路上にデータが流れていないことを確認して、データ送信する。送信データの衝突が起きた場合、一定時間待った後に再送する。
ちなみに、CSMA/CA (Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance = 搬送波感知 多重アクセス/衝突回避方式) は、伝送路上にデータが流れていないことを確認し、さらに、一定時間待った後にデータ送信する。

ウ トークンリング方式の説明である。トークンリング方式は、トークンパッシング方式の1つである。

エ TDMA (Time Division Multiple Access) 方式の説明である。

タグ:CSMA
posted by ファーストマクロ at 08:57| Comment(0) | R01秋基本情報技術者
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。