2020年10月28日

令和元年度 技術士第一次試験問題(再) 情報工学部門 V−28

V−28

ソフトウェアにおけるリバースエンジニアリングに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

@ 既存の仕様書やソースコードの分析を行った結果に基づき、ソフトウェアを再生させる作業である。

A Web上に公開された複数のAPIやサービスを組合せて新しいサービスを構築するものである。

B 特定のドメインや製品群に対応した共通化された再利用資源 (コアアセット) を開発し、ソフトウェアプロダクトを開発する手法である。

C 既存のソフトウェアのコンポーネントの相互関係を分析し、有用な設計情報や技術を獲得するものである。

D ソフトウェアがその役目を終了する時期を迎えたかどうか、撤収の意思決定のための分析を行うものである。





類題

H30 V-17


正解

C


解説

@ リバースエンジニアリングは、設計書や仕様書などを生成する。ソフトウェアを再び作成する作業は再開発である。

A マッシュアップに関する記述である。

B SPL (Software Product Line) に関する説明である。

C 正しい。モデリングツールを使用して、本稼働中のデータベースの定義情報からE-R図などで表現した設計書を生成する手法もリバースエンジニアリングである。

D SLCP (Software LifeCycle Process) の工程の一つである。

posted by ファーストマクロ at 22:37| Comment(0) | R01技術士一次試験[再](情報工学)
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