2021年11月13日

令和3年度秋期 応用情報技術者試験問題 問6

問6

プログラム特性に関する記述のうち、適切なものはどれか。

ア 再帰的プログラムは再入可能な特性をもち、呼び出されたプログラムの全てがデータを共用する。

イ 再使用可能プログラムは実行の始めに変数を初期化する、又は変数を初期状態に戻した後にプログラムを終了する。

ウ 再入可能プログラムは、データとコードの領域を明確に分離して、両方を各タスクで共用する。

エ 再配置可能なプログラムは、実行の都度、主記憶装置上の定まった領域で実行される。





正解


解説

ア 再帰的 (リカーシブ) は、自分自身を呼び出すことができる性質のことであり、再入可能でなければならないので、呼び出されたプログラムごとに個々にデータを持つ必要がある。

イ 正しい。再使用可能 (リユーザブル) は、一度実行されたプログラムが、メインメモリに取り込まれ、ロードしなくても何度でも実行できる性質のことである。

ウ 再入可能 (リエントラント) は、リアルタイムシステムにおいて、複数のタスクから同時に呼び出された場合に、平行して実行する必要がある共用ライブラリのプログラムに要求される性質のことであり、データとコードの領域を分離して、コードは共有するが、データは個々に持つ必要がある。

エ 再配置可能 (リロケータブル) は、主記憶上のどこに置いてもプログラムが実行できるプログラムの性質のことである。

posted by ファーストマクロ at 10:45| Comment(0) | R03秋応用情報技術者
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