2021年12月09日

令和3年度秋期 応用情報技術者試験問題 問27

問27

データベースの障害回復処理に関する記述のうち、適切なものはどれか。

ア 異なるトランザクション処理プログラムが、同一のデータベースを同時更新することによって生じる論理的な矛盾を防ぐために、データのブロック化が必要となる。

イ システムが媒体障害以外のハードウェア障害によって停止した場合、チェックポイントの取得以前に終了したトランザクションについての回復作業は不要である。

ウ データベースの媒体障害に対して、バックアップファイルをリストアした後、ログファイルの更新前情報を使用してデータの回復処理を行う。

エ トランザクション処理プログラムがデータベースの更新中に異常終了した場合には、ログファイルの更新後情報を使用してデータの回復処理を行う。





正解


解説

ア 異なるトランザクション処理プログラムが、同一のデータベースを同時更新することによって生じる論理的な矛盾を防ぐために、排他制御が必要となる。

イ 正しい。

ウ データベースの媒体障害に対して、バックアップファイルをリストアした後、ログファイルの更新後情報を使用してデータの回復処理を行う。これをロールフォワードという。

エ トランザクション処理プログラムがデータベースの更新中に異常終了した場合には、ログファイルの更新前情報を使用してデータの回復処理を行う。これをロールバックという。

posted by ファーストマクロ at 20:21| Comment(0) | R03秋応用情報技術者
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