問30
分散データベースにおける“複製に対する透過性”の説明として、適切なものはどれか。
ア それぞれのサーバのDBMSが異種であっても、プログラムはDBMSの相違を意識する必要がない。
イ 一つの表が複数のサーバに分割されて配置されていても、プログラムは分割された配置を意識する必要がない。
ウ 表が別のサーバに移動されても、プログラムは表が配置されたサーバを意識する必要がない。
エ 複数のサーバに一つの表が重複して存在しても、プログラムは表の重複を意識する必要がない。
正解
エ
解説
分散データベースにおける透過性とは、ユーザーに対し、あたかも一つのデータベースであるかのように見せる性質であり、アクセス透過性、分割透過性、位置透過性、移動透過性、複製透過性、障害透過性、データモデル透過性等がある。
ア データモデルに対する透過性の説明である。
イ 分割に対する透過性の説明である。
ウ 位置に対する透過性の説明である。
エ 正しい。