2022年05月11日

令和4年度春期 応用情報技術者試験問題 問12

問12

プロセッサ数と、計算処理におけるプロセスの並列化が可能な部分の割合とが、性能向上へ及ぼす影響に関する記述のうち、アムダールの法則に基づいたものはどれか。

ア 全ての計算処理が並列化できる場合、速度向上比は、プロセッサ数を増やしてもある水準に漸近的に近づく。

イ 並列化できない計算処理がある場合、速度向上比は、プロセッサ数に比例して増加する。

ウ 並列化できない計算処理がある場合、速度向上比は、プロセッサ数を増やしてもある水準に漸近的に近づく。

エ 並列化できる計算処理の割合が増えると、速度向上比は、プロセッサ数に反比例して減少する。





正解


解説

ア 全ての計算処理が並列化できる場合は、並列化できる処理がプロセッサ数を上回るのであれば、プロセッサ数を増やすと速度向上比が増加する。

イ 並列化できない計算処理がある場合、速度向上比は、プロセッサ数を増やしてもある水準に漸近的に近づく

ウ 正しい。アムダールの法則は、CPUを増やしても、性能の向上には限界があるという法則である。

エ 並列化できる計算処理の割合が増えると、速度向上比は増加するが、ある水準に漸近的に近づく。

posted by ファーストマクロ at 19:33| Comment(0) | R04春応用情報技術者
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