問57
基幹業務システムの構築及び運用において、データ管理者 (DA) とデータベース管理者 (DBA) を別々に任命した場合のDAの役割として、適切なものはどれか。
ア 業務データ量の増加傾向を把握し、ディスク装置の増設などを計画して実施する。
イ システム開発の設計工程では、主に論理データベース設計を行い、データ項目を管理して標準化する。
ウ システム開発のテスト工程では、主にパフォーマンスチューニングを担当する。
エ システム障害が発生した場合には、データの復旧や整合性のチェックなどを行う。
正解
イ
解説
データ管理者はデータベースの論理設計 (データ型や制約など) を行い、システム運用後は、データそのものの管理を行う。
データベース管理者は、データベースの物理設計 (データベースの容量やインデックスの作成、ディスク上への配置など) を行い、システム運用後は、データベースの保守や管理を行う。
ア データベースの保守であり、DBAの役割である。
イ 正しい。データベースの論理設計は、DAの役割である。
ウ パフォーマンスチューニングは、DBAの役割である。
エ データの復旧や整合性のチェックは、DBAの役割である。