2018年03月30日

平成29年度 技術士第一次試験問題 情報工学部門 V−35

V−35
レスポンシブWebデザインに関する次の記述のうち、最も
適切なものはどれか。

 @ Webブラウザに実装されたJavaScript の非同期
   通信を使って、Webページをリフレッシュしないで
   画面を更新するWebアプリケーションのデザインである。
 A Webページの見た目のデザインやレイアウトを定義
   するスタイルシートのデザインである。
 B Webページに含まれる要素やデータを操作する
   アプリケーションインターフェースである。
 C Webページで掲示板やお問合せフォームなどを利用
   するときに、サーバ上のプログラムを起動させる仕組み
   である。
 D Webページを表示する機器や画面サイズ、閲覧ソフト
   などに関係なくシングルソースで、最適なレイアウトに
   変化させるデザイン手法である。



答えはこちら
posted by ファーストマクロ at 21:36| Comment(0) | H29技術士一次試験(情報工学)

2018年03月28日

平成29年度 技術士第一次試験問題 情報工学部門 V−34

V−34
TCP/IPに関する次の記述のうち、最も適切なものは
どれか。

 @ ARPにより解決されたアドレス情報はキャッシュ
   されるが、一定時間が経過すると廃棄される。
 A TCPはコネクションレス型プロトコルで、1対1
   双方向の信頼できる仮想的な伝送路を提供する。
 B UDPはコネクション型プロトコルで、1対多通信で
   あるマルチキャストやブロードキャストなどの利用が
   期待できる。
 C ネットワーク層は、OSI参照モデルにおいてプレゼン
   テーション層とトランスポート層との間に位置する。
 D ポート番号は、TCPがアプリケーションプログラムを
   区別する識別子であってUDPでは使われない。



答えはこちら
タグ:TCP/IP
posted by ファーストマクロ at 00:40| Comment(0) | H29技術士一次試験(情報工学)

2018年03月23日

平成29年度 技術士第一次試験問題 情報工学部門 V−33

V−33
IPネットワークのルーティングプロトコルの1つである
OSPFに関する次の記述のうち、最も不適切なものは
どれか。

 @ 各ルータがネットワーク構成を把握していることにより、
   ネットワーク構成が変化した際に、素早くルーティング
   テーブルを再構築することができる。
 A 各ルータがリンクステートの情報に基づいて作成する
   ネットワーク構成表を、リンクステートデータベースと
   呼ぶ。
 B ネットワークをエリアと呼ぶ論理的な単位に細分化して
   運用管理できる仕組みが備わっている。
 C 目的地までのホップ数 (経由するルータの数) を距離と
   考え、目的のネットワークまで最もホップ数の少ない
   経路でパケットが配送される。
 D リンクステートには、各ルータがどのリンクにどのように
   接続しているかという情報が書いてある。



答えはこちら
タグ:OSPF
posted by ファーストマクロ at 22:10| Comment(0) | H29技術士一次試験(情報工学)

2018年03月22日

平成29年度 技術士第一次試験問題 情報工学部門 V−32

V−32
情報通信における認証方式の1つであるS/KEYに
関する記述のうち、最も適切なものはどれか。

 @ IPパケットフィルタリング機能を拡張し、認証へッダ、
   パケット暗号化、鍵管理システムを実装してデータを
   カプセル化する。
 A MD5などのメッセージダイジェスト規格を使用し、
   種と呼ばれる文字列とユーザが秘密に保持するパス
   フレーズからワンタイムパスワードを生成する。
 B PKI (Public Key Infrastructure) の仕組みを利用して
   通信相手の公開建の正当性を認証しながら、セッション
   鍵方式で暗号化通信を行う。
 C ハッシュ関数を暗号方式として用いたチャレンジ/
   レスポンス方式を使用して、パスワードを暗号化して
   エンティティ認証を行う。
 D ユーザIDとパスワードの組をそのまま文字列で転送し、
   アクセスサーバや認証サーバでユーザ認証する。



答えはこちら
タグ:S/KEY
posted by ファーストマクロ at 00:33| Comment(0) | H29技術士一次試験(情報工学)

2018年03月21日

平成29年度 技術士第一次試験問題 情報工学部門 V−31

V−31
電話機1台あたりの発着呼の発生頻度が20分に10回、
平均回線使用時間が90秒のときに、呼損率を0.022以下
にしたい。次の呼損率表 (表中の数値は呼量であり、単位は
アーラン) が与えられた場合に最低必要回線数として、最も
適切なものはどれか。

┌─────┬──────┬──────┬──────┐
│必要回線数│呼損率 0.01│呼損率 0.02│呼損率 0.03│
├─────┼──────┼──────┼──────┤
│  1  │  0.010  │  0.020  │  0.031  │
├─────┼──────┼──────┼──────┤
│  2  │  0.153  │  0.223  │  0.282  │
├─────┼──────┼──────┼──────┤
│  3  │  0.455  │  0.602  │  0.715  │
├─────┼──────┼──────┼──────┤
│  4  │  0.869  │  1.09  │  1.26  │
├─────┼──────┼──────┼──────┤
│  5  │  1.36  │  1.66  │  1.88  │
└─────┴──────┴──────┴──────┘


 @ 1回線  A 2回線  B 3回線
 C 4回線  D 5回線



答えはこちら
タグ:回線数
posted by ファーストマクロ at 08:35| Comment(0) | H29技術士一次試験(情報工学)

2018年03月20日

平成29年度 技術士第一次試験問題 情報工学部門 V−30

V−30
セキュリティに関する次の記述のうち、最も適切なものは
どれか。

 @ ARP Poisoningとは、通信ホストのARPテーブル
   を書き換えて、他者の通信を取得する攻撃である。
 A Diffie-Hellman鍵共有 (鍵交換) アルゴリズムは
   公開鍵暗号方式の一種であり、中間者攻撃を行う
   方法は一般に知られていない。
 B SAMLを用いたシングルサインオンでは、シングル
   サインオンに参加するそれぞれのサービスプロバイダが
   ユーザのIDとパスワードを保持し、ユーザを認証する
   ことができる。
 C TLSでは公開鍵暗号方式で送信データを暗号化
   することで盗聴を防ぐ。
 D マイナンバーカードに格納されている電子証明書は、
   政府認証基盤 (GPKI) によって発行されている。



答えはこちら
posted by ファーストマクロ at 20:01| Comment(0) | H29技術士一次試験(情報工学)

2018年03月19日

平成29年度 技術士第一次試験問題 情報工学部門 V−29

V−29
公開鍵暗号方式に関する次の記述の、    に入る
語句の組合せとして、最も適切なものはどれか。

 ネット通販を利用する顧客Aは、通販会社B以外に
読まれたくない文書を ア で暗号化して送り、自分が
作成したということを示すために イ で署名してBに送った。
Bは ウ で文書を復号した。

                      
 @ Aの公開鍵  Aの秘密鍵  Bの秘密鍵
 A Aの公開鍵  Bの公開鍵  Aの公開鍵
 B Bの公開鍵  Aの公開鍵  Bの秘密鍵
 C Bの公開鍵  Aの公開鍵  Bの公開鍵
 D Bの公開鍵  Aの秘密鍵  Bの秘密鍵



答えはこちら
posted by ファーストマクロ at 00:02| Comment(0) | H29技術士一次試験(情報工学)

2018年03月18日

平成29年度 技術士第一次試験問題 情報工学部門 V−28

V−28
フェールセーフに関する次の記述のうち、最も適切なものは
どれか。

 @ システムが故障したとき、あらかじめ定められた1つの
   安全な状態をとるような設計上の性質である。
 A システムにフォールトが存在しても、機能又は性能を
   縮退しながらシステムが要求機能を遂行し続ける設計
   上の性質である。
 B システムに放置しておけば故障に至るようなフォールト
   や誤りが存在しても、要求機能の遂行を可能にする
   システムの属性である。
 C 製造、設計などにおいて、システム及び構成要素に
   フォールトが発生しないようにする方法又は技術である。
 D システムを操作する上で不適切な行為又は過失などが
   起こっても、システムの信頼性及び安全性を保持する 
   性質である。



答えはこちら
posted by ファーストマクロ at 12:20| Comment(0) | H29技術士一次試験(情報工学)

2018年03月17日

平成29年度 技術士第一次試験問題 情報工学部門 V−27

V−27
EA (エンタープライズアーキテクチャ) に関する次の記述
のうち、最も適切なものはどれか。

 @ 企業が競争優位性の構築を目的にIT戦略の策定・
   実行をコントロールし、あるべき方向へ導く組織能力
   のことである。
 A 業務やシステムを改善する仕組みで、組織全体として
   業務プロセスや情報システムの構造、利用技術などを
   整理体系化したものである。
 B ビジネス目標を達成するためにITをいかに活用する
   かの指針を明文化した、情報化を進めるための原理
   原則である。
 C プロジェクトに必要な作業を、具体的な作業スケ
   ジュールと進歩が把握可能な単位まで詳細化し、
   階層構造で表す手法である。
 D プロジェクトの進捗や作業のパフォーマンスを、出来高
   の価値によって定量化し、プロジェクトの現在及び
   今後の状況を評価する手法である。



答えはこちら答えはこちら
posted by ファーストマクロ at 07:48| Comment(0) | H29技術士一次試験(情報工学)

2018年03月16日

平成29年度 技術士第一次試験問題 情報工学部門 V−26

V−26
JIS Q 27001:2014 (ISO/IEC 27001:2013) (情報技術−
セキュリティ技術−情報セキュリティマネジメントシステム−
要求事項) 対応の情報セキュリティマネジメントシステム
(ISMS) 認証基準に関する次の記述のうち、最も不適切な
ものはどれか。

 @ 完全性とは、認可されたエンティティが要求したときに、
   情報のアクセス及び使用が可能である特性である。
 A 機密性とは、認可されていない個人、エンティティ又は
   プロセスに対して、情報を使用させず、また、開示しない
   特性である。
 B 信頼性とは、意図する行動と結果とが一貫していると
   いう特性である。
 C 否認防止とは、主張された事象又は処置の発生、及び
   それを引き起こしたエンティティを証明する能力である。
 D リスクの受容とは、リスクを受容する意思決定であり、
   そこには受容可能なリスクを組織として保有するという
   組織の意思がある。



答えはこちら
posted by ファーストマクロ at 08:22| Comment(0) | H29技術士一次試験(情報工学)

2018年03月15日

平成29年度 技術士第一次試験問題 情報工学部門 V−25

V−25
アーンド・バリュー・マネジメントによって管理されている
進行中のプロジェクトが、予算が約10%超過し、
スケジュールが約10%遅延している状態だとする。残り
期間もこれまでと同程度の作業効率で推移すると予測
できるとき次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

 @ 完成時差異 (VAC) は正の値である。
 A 完成時総コスト見積り (EAC) は完成時総予算 (BAC)
   よりも大きい。
 B コスト効率指数 (CPI) は1.0より大きい。
 C コスト差異 (CV) は正の値である。
 D スケジュール効率指数 (SPI) は1.0である。



答えはこちら
タグ:EVM
posted by ファーストマクロ at 19:51| Comment(0) | H29技術士一次試験(情報工学)

2018年03月14日

平成29年度 技術士第一次試験問題 情報工学部門 V−24

V−24
店舗Aに在庫がある商品を表“在庫A” とし、店舗Bに在庫が
ある商品を表“在庫B”とする。このとき、店舗Aだけに
在庫がある商品を抽出するSQL文として、不適切なものはどれか。

       在庫A               在庸B
┌───┬──────────┐┌───┬───────────┐
│商品ID│ 商品名      ││商品ID│ 商品名       │
├───┼──────────┤├───┼───────────┤
│00001 │片袖デスク     ││00001 │片袖デスク      │
├───┼──────────┤├───┼───────────┤
│00002 │L型デスク     ││00003 │スタンダードチェア  │
├───┼──────────┤├───┼───────────┤
│00004 │エコノミーチェア  ││00004 │エコノミーチェア   │
├───┼──────────┤├───┼───────────┤
│00005 │ファイルキャビネット││00006 │書類整理棚(引き出し型)│
└───┴──────────┘└───┴───────────┘



 @ SELECT * FROM 在庫A EXCEPT
   SELECT * FROM 在庫B;
 A SELECT * FROM 在庫A WHERE 商品ID
   NOT IN (SELECT 商品ID FROM 在庫B);
 B SELECT * FROM 在庫A WHERE NOT EXISTS
   (SELECT 商品ID FROM 在庫B WHERE
    在庫A.商品ID = 在庫B.商品ID);
 C SELECT DISTINCT * FROM
   (SELECT * FROM 在庫A UNION ALL
    SELECT * FROM 在庫B);
 D SELECT 在庫A.商品ID, 在庫A.商品名
   FROM 在庫A LEFT OUTER JOIN
   在庫B ON 在庫A.商品ID = 在庫B.商品ID
    WHERE 在庫B.商品ID IS NULL;



答えはこちら
posted by ファーストマクロ at 19:23| Comment(0) | H29技術士一次試験(情報工学)

2018年03月13日

平成29年度 技術士第一次試験問題 情報工学部門 V−23

V−23
データベースにおけるトランザクションの原子性に関する
次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

 @ 更新途中のトランザクションの処理結果を他のトラン
   ザクション処理から見ることができない。
 A 同時に実行しているトランザクションは互いに影響を
   与えない。
 B トランザクションに含まれる操作すべてが成功か失敗の
   どちらかになる。
 C トランザクションをコミットするとデータの処理結果は
   保たれる。
 D トランザクションを実行した前後でデータの一貫性が
   保たれる。



答えはこちら
タグ:ACID
posted by ファーストマクロ at 20:03| Comment(0) | H29技術士一次試験(情報工学)

2018年03月12日

平成29年度 技術士第一次試験問題 情報工学部門 V−22

V−22
ソフトウェア要求仕様に対する推奨プラクティスIEEE
Std 830-1998 に基づくソフトウェアの要求仕様の特性の
1つである完全性に関する次の記述のうち、最も適切な
ものはどれか。

 @ 開発するソフトウェアが満たすべきでない内容が要求
   仕様に含まれていないことである。
 A 機能、制約、入出力などの要求がすべて記述され
   ていて、要求仕様内の図表のラベルや相互参照の
   不備がないことである。
 B ソフトウェア製品がその要求を満たしていることを
   チェックできる。有限で費用効果性のあるプロセスが
   存在することである。
 C 要求仕様内で、一方を実現するともう一方が実現
   できない要求が存在しないことである。
 D 要求仕様内に述べられているすべての要求において
   解釈が何通りにもなるものがなく、一意であることで
   ある。



答えはこちら
タグ:品質基準
posted by ファーストマクロ at 20:47| Comment(0) | H29技術士一次試験(情報工学)

2018年03月11日

平成29年度 技術士第一次試験問題 情報工学部門 V−21

V−21
次の流れ図において、パス網羅が100%になるために必要な
テストケース数として、最も適切なものはどれか。ここで、
判定の条件A、条件B、条件Cは独立した条件であると仮定
する。

平成29年度 技術士第一次試験問題 情報工学部門 V−21

 @ 3  A 4  B 5  C 6  D 7




答えはこちら
タグ:パス網羅
posted by ファーストマクロ at 00:10| Comment(0) | H29技術士一次試験(情報工学)

2018年03月10日

平成29年度 技術士第一次試験問題 情報工学部門 V−20

V−20
ソフトウェアのアジャイル開発に関する次の記述のうち、
最も適切なものはどれか。

 @ 継続的インテグレーションとは、稼働している
   ソフトウェアを停止することなく、ソフトウェアの
   改良を行う開発方法である。
 A スクラムにおけるスプリントレビューでは、スプリント
   により生成された製品の確認とスプリントにおける
   問題点の洗い出しと改善策を議論する。
 B スクラムにおけるプロダクトバックログとは、これまでの
   達成されたタスクの履歴をまとめたものであり、
   開発の進捗を把握することができる。
 C バーンダウンチャートとは、プロジェクトの状況を
   把握するのに利用され、縦軸が残りの必要作業
   量、横軸が時間やイテレーションの回数を表す。
 D ペアプログラミングとは、2人1組でソフトウェアを
   開発する方法であり、各自が作成したソフトウェアの
   よい部分を選択し、統合することでソフトウェアを
   開発する。



答えはこちら
posted by ファーストマクロ at 00:20| Comment(0) | H29技術士一次試験(情報工学)

2018年03月09日

平成29年度 技術士第一次試験問題 情報工学部門 V−19

V−19
ソフトウェア見積りに関する次の記述のうち、最も不適切な
ものはどれか。

 @ COCOMOU法は、ソフトウェアの予想される規模を基に、
   開発に必要な工数を見積るものである。規模データは
   行数もファンクションポイント (FP) も使用できる。
 A FP試算法は、外部入力及び外部出力のソフトウェアの
   機能要素に着目して規模をFPで見積るものである。
 B IFPUG法は、外部入力、外部出力、内部論理ファイル、
   外部インターフェースファイル、外部照会のソフト
   ウェアの機能要素に着目して規模をFPで見積るもの
   である。
 C 標準タスク法は、全工程を標準タスク (作業の種類と
   その単位工数) に分解して工数を積算するものである。
 D 類推法は、過去の類似プロジェクトの実績を基に工数を
   見積るものである。過去の実績のプロジェクトでの
   制約や技法が明らかでないと適用しづらい。



答えはこちら
posted by ファーストマクロ at 20:23| Comment(0) | H29技術士一次試験(情報工学)

2018年03月08日

平成29年度 技術士第一次試験問題 情報工学部門 V−18

V−18
要求の妥当性確認の1方法であるプロトタイピングの
種類に関する次の記述のうち、最も不適切なものは
どれか。

 @ 進化型プロトタイピングでは、要求定義の完了後も
   実開発での実装として使い続けるものを作成する。
 A 垂直プロトタイピングでは、システムのアーキテクチャ
   に関する実現可能性を検証するため、各レイヤが
   想定どおりの速度で動くかどうか確認する。
 B 電子的プロトタイピングでは、市販ツールやスクリプト
   言語を活用して画面を生成する。変更や修正も
   比較的容易である。
 C ペーパプロトタイピングでは、画面構成とその遷移を
   紙やプレゼンテーションツールで表現する。
 D モックアップでは、画面及び画面遷移だけでなく
   機能を実装してシステムのロジックに関する振舞いを
   確認する。



答えはこちら
posted by ファーストマクロ at 00:20| Comment(0) | H29技術士一次試験(情報工学)

2018年03月07日

平成29年度 技術士第一次試験問題 情報工学部門 V−17

V−17
オブジェクト指向言語Javaにおける継承と委譲に関する記述の
うち、最も不適切なものはどれか。

 @ 委譲とは継承関係にないクラスに共通部をくくりだし、
   そのクラスのオブジェクトを通して共通部を利用する
   プログラミング手法である。
 A 共通部を含むプログラムに対しては、共通部を基底
   クラスにくくりだし、基底クラスを継承することに
   よって冗長なプログラム記述を排除するべきである。
 B 継承することによって上位型のすべてのプログラム
   記述が下位型に存在することになる。
 C すべての上位型のプログラムが継承の対象となるため、
   クラス階層は注意して設計しなくてはならない。
 D 汎化関係にないクラスを下位型として定義することで
   重複する共通部分の排除を行うことは弊害が大きい
   ため、継承ではなく委譲を利用するべきである。



答えはこちら
posted by ファーストマクロ at 21:28| Comment(0) | H29技術士一次試験(情報工学)

2018年03月06日

平成29年度 技術士第一次試験問題 情報工学部門 V−16

V−16
プログラムの構造の基本単位であるモジュールに関する記述
のうち、最も適切なものはどれか。

 @ 暗合的強度モジュールとは、他のモジュールが必要と
   しないデータを公開せず隠ペいしているモジュールである。
 A 機能的強度モジュールとは、単一の機能を実行する
   モジュールであり、モジュール強度の観点で望ましい
   モジュールである。
 B 制御結合とは、利用する側のモジュールが、利用される
   側のモジュールの機能を制御する情報を転送するように
   構成されているモジュール間の関係であり、モジュール
   結合度の観点で最も強い。
 C モジュール強度とは、各モジュール内の関連性に関する
   尺度であり、モジュールの独立性を高くするためには、
   強度が低いほうがよい。
 D よいプログラム設計とは、プログラムを単に階層構造に
   区分けするのではなく、各モジュールが他のすべての
   モジュールと密に関係を持つように階層構造に区分け
   されたプログラム設計である。



答えはこちら
posted by ファーストマクロ at 00:10| Comment(0) | H29技術士一次試験(情報工学)

2018年03月05日

平成29年度 技術士第一次試験問題 情報工学部門 V−15

V−15
画像空間領域のフィルタリングにおいて、3×3の行列から
構成される画素フィルタを畳み込み関数として用いるときに、
鮮鋭化処理を行うフィルタとして最も適切なものはどれか。

 平成29年度 技術士第一次試験問題 情報工学部門 V−15



答えはこちら
posted by ファーストマクロ at 22:58| Comment(0) | H29技術士一次試験(情報工学)

2018年03月04日

平成29年度 技術士第一次試験問題 情報工学部門 V−14

V−14
サイズ300mm×200mmの写真を、300dpi (dots per inch) の
解像度でスキャンし、RGB各256階調の非圧縮カラー画像と
してファイルに保存した。このファイルのデータ量に最も近い値は
どれか。なお、簡便な計算のために1インチ=25mmとし、
ファイルのヘッダ部の大きさを無視する。

 @ 8.24Mバイト
 A 24.7Mバイト
 B 65.9Mバイト
 C 198Mバイト
 D 2.06Gバイト



答えはこちら
タグ:解像度
posted by ファーストマクロ at 00:41| Comment(0) | H29技術士一次試験(情報工学)

2018年03月03日

平成29年度 技術士第一次試験問題 情報工学部門 V−13

V−13
拡張現実 (AR) の記述として、最も適切なものはどれか。

 @ 拡張現実の歴史は、1968年にユタ大学のアイバン・
   サザランド氏により提唱されたへッドマウントディス
   プレイから始まった。
 A 仮想空間に手術室や患者、臓器を立体モデルで投影し、
   リアルな手術シーンを再現でき、何度でも現実に即した
   手術の練習ができる。
 B 現実に存在しない世界や、存在していても実際に体験
   することが困難な世界を仮想空間上に作り出し、あた
   かもそれを目の当たりにしているかのような錯覚・
   疑似体験が得られる。
 C 現実の光景にコンピュータグラフィックスにより
   デザインされた仮想のキャラクターやアイテムなどを
   出現させ、自らの体を動かしながらゲームをプレー
   できる。
 D へッドマウントディスプレイをかぶり、センサーで
   頭部の動きを読み取ることで360度の3次元仮想
   空間の中で思い通りの視点移動を可能にする。



答えはこちら
タグ:拡張現実
posted by ファーストマクロ at 08:00| Comment(0) | H29技術士一次試験(情報工学)

2018年03月02日

平成29年度 技術士第一次試験問題 情報工学部門 V−12

V−12
4台のハードディスクドライブ (以下、HDDという) を
用いたRAID装置がある。このRAID装置では、2台のHDDで
構成したRAID0 (ストライピング) を、RAID1 (ミラーリング)
構成にしている。HDD単体の故障率を0.08としたとき、
RAID装置の故障率はHDDの故障率に比べ何倍改善できるか、
最も近い値はどれか。ただし、HDDの仕様は同一で故障は
独立に発生し、RAIDコントローラなどHDD以外の故障は
考えないものとする。

 @ 2.0倍  A 3.4倍  B 5.2倍
 C 6.3倍  D 12.5倍



答えはこちら
タグ:RAID
posted by ファーストマクロ at 19:21| Comment(0) | H29技術士一次試験(情報工学)

2018年03月01日

平成29年度 技術士第一次試験問題 情報工学部門 V−11

V−11
キャッシュメモリの書き込み方式にはライトスルーと
ライトバックがあるが、ライトバックと比較したときの
ライトスルーの特徴として、最も適切なものはどれか。

 @ キャッシュメモリにだけ書き込みが行われたデータは
   主記憶に書き戻す処理が必要となる。
 A 主記憶とキャッシュメモリの内容の一貫性が保たれる。
 B 主記憶とキャッシュメモリの内容を一致させるため、
   ダーティビットにより制御する。
 C 主記憶への書き込みを減らすことができるため、書き
   込み待ちを少なくできる。
 D 主記憶よりもキャッシュメモリの書き込みが高速で
   ある特性を活かすことができる。



答えはこちら
posted by ファーストマクロ at 20:13| Comment(0) | H29技術士一次試験(情報工学)

2018年02月28日

平成29年度 技術士第一次試験問題 情報工学部門 V−10

V−10
ステージ数で構成される単一の命令実行パイプを
持つパイプラインプロセッサがある。1ステージはナノ秒で
実行される。個の命令を投入するとき、全部の命令の
実行が完了するまでに要する時間 [ナノ秒] として最も
適切なものはどれか。ただし、パイプラインハザードは起き
ないものとする。

 @ ×2D×
 A ××
 B ×log2×
 C ×
 D (−1) ×



答えはこちら
posted by ファーストマクロ at 19:21| Comment(0) | H29技術士一次試験(情報工学)

2018年02月27日

平成29年度 技術士第一次試験問題 情報工学部門 V−9

V−9
オペレーティングシステムやコンピュータの仮想化に関する
次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

 @ 12コアで24Gバイトのメインメモリのコンピュータ
   を用いて、2コアと2Gバイトのメインメモリを有する
   仮想システムは6台までしか動作させることはできない。
 A Linuxオペレーティングシステムにおいて、あるプロ
   セスから別のプロセスにCPUの割り当てを切り替え
   るためには、周辺装置からCPUへの割り込みが必要
   である。
 B Linuxオペレーティングシステムにおいて、スレッド
   とは複数のプロセスにまたがって実行させるプログラム
   の流れのことである。
 C Linuxオペレーティングシステムにおいて、プロセスが
   仮想メモリへアクセスし、そのアクセス先が物理メモリ
   上に存在しない場合、割り込みが発生する。
 D ライブマイグレーションとは稼働中の仮想マシンを
   停止させることなく、仮想マシンにハードウェアを
   増設することである。



答えはこちら
タグ:仮想化
posted by ファーストマクロ at 20:53| Comment(0) | H29技術士一次試験(情報工学)

2018年02月26日

平成29年度 技術士第一次試験問題 情報工学部門 V−8

V−8
デジタル署名を行う場合、署名対象データをハッシュ
関数によってメッセージダイジェストにし、そのメッセージ
ダイジェストに対して署名処理が行われる。この際に
ハッシュ関数を用いる目的として、最も適切なものは
どれか。

 @ 同じ署名対象データでも異なる署名値にするため。
 A 署名処理を高速化するため。
 B 署名対象データの機密性を保つため。
 C デジタル署名の偽造を防ぐため。
 D 特定の人にのみ署名検証をさせるため。



答えはこちら
posted by ファーストマクロ at 19:58| Comment(0) | H29技術士一次試験(情報工学)

2018年02月25日

平成29年度 技術士第一次試験問題 情報工学部門 V−7

V−7
C言語を用いて実験データ処理用のプログラムを作成する。
いま、double型変数 a、b に2つの測定データが格納されて
いる。a、b の値はともに有効桁数が7桁あり、それぞれ次の
範囲内にあることがわかっている。
 3 < a < 3.0001  2.9999 < b < 3
次の演算を行ったときに、もとのa、b と比べて演算結果の
有効桁数が最も失われるものはどれか。

 @ a + b
 A a - b
 B a * b
 C a / b
 D sqrt (a * a + b * b)



答えはこちら
タグ:有効桁数
posted by ファーストマクロ at 00:21| Comment(0) | H29技術士一次試験(情報工学)

2018年02月24日

平成29年度 技術士第一次試験問題 情報工学部門 V−6

V−6
10進数11.375のIEEE標準形式の浮動小数点表現を、
16進表記したものとして、最も適切なものはどれか。
なお、浮動小数点数 f = ( -1 )S×( 1.M )×2(E-127) は、
IEEE標準形式では下図のように構成されており、符号部Sは
0で正を、1で負を表し、指数部Eは127を加えて表し、
仮数部Mは1. Mになるように正規化する。

  MSB                      LSB
  ┌─┬─────┬───────────────┐
  │S│  E  │       M       │
  └─┴─────┴───────────────┘
 1ビット 8ビット      23ピット


 @ (4106 0000)16
 A (4106 73FD)16
 B (4136 0000)16
 C (4167 0000)16
 D (4167 3FD0)16



答えはこちら
posted by ファーストマクロ at 07:53| Comment(0) | H29技術士一次試験(情報工学)

2018年02月23日

平成29年度 技術士第一次試験問題 情報工学部門 V−5

V−5
下図の決定性有限オートマトンが0100を受理する
ために、破線で囲まれたア、イ、ウ、エの遷移に割り
当てるべき入力の最も適切な組合せはどれか。
ただし、二重丸で表現された状態は受理状態を表す
ものとする。

 平成29年度 技術士第一次試験問題 情報工学部門 V−5

  
 @ 1 0 1 0
 A 1 0 0 1
 B 1 0 0 0
 C 0 1 1 0
 D 0 1 0 1



答えはこちら
posted by ファーストマクロ at 19:34| Comment(0) | H29技術士一次試験(情報工学)

2018年02月21日

平成29年度 技術士第一次試験問題 情報工学部門 V−4

V−4
コンパイラに関する次の記述のうち、最も適切なもの
はどれか。

 @ JIT (Just-In-Time) コンパイラとは、必要に
   なったときにJavaのソースプログラムをコンパ
   イルするコンパイラである。
 A 共通部分式の削除とは、2回以上出現する同じ式に
   関して、その式の値が変化しない場合に、計算を
   1回だけ行うようにコード生成を行う最適化である。
 B 整数として宣言された変数が実数として使われる
   ような誤りを「構文上の誤り」という。
 C ソースプログラムの読込み、構文解析、字句解析、
   中間語作成、最適化、コード作成の順に経て、
   目的プログラムが得られる。
 D のぞき穴最適化 (あるいは、のぞき穴式最適化)
   とは、コンパイル対象のソースプログラムの局所的な
   部分だけを見て行われる最適化である。



答えはこちら
タグ:コンパイラ
posted by ファーストマクロ at 19:43| Comment(0) | H29技術士一次試験(情報工学)

2018年02月20日

平成29年度 技術士第一次試験問題 情報工学部門 V−3

V−3
次のC言語のプログラムを実行したときに出力される
結果はどれか。

#include <stdio.h>
int p(int x, int y) {
 if (x > y) return p(x - y, y);
 if (x < y) return p(y - x + 2, x);
 return x;
}

int main ()
 printf("%d", p(5, 6));
}

@ 1  A 2  B 3  C 4  D 5



答えはこちら
タグ:C言語
posted by ファーストマクロ at 20:20| Comment(0) | H29技術士一次試験(情報工学)

2018年02月19日

平成29年度 技術士第一次試験問題 情報工学部門 V−2

V−2
計算量に関する次の記述のうち、適切なものの組合せ
はどれか。

(ア) NP問題とは、非決定性チューリングマシンに
 より、問題のサイズの多項式時間で解くことが
 できる問題である。
(イ) NP問題とは、答えが与えられたとき、その答え
 が正しいかを、問題のサイズの多項式時間で判定
 できるアルゴリズムが存在する問題である。
(ウ) NP問題とは、決定性チューリングマシンに
 より、問題のサイズの多項式時間で解くことができ
 ない問題である。
(エ) NP問題であるがP問題ではない問題は存在する
 が、P問題であるがNP問題ではない問題は存在しない。

 @ (ア)、(イ)
 A (ア)、(ウ)
 B (ア)、(エ)
 C (イ)、(ウ)
 D (イ)、(エ)



答えはこちら
タグ:NP問題
posted by ファーストマクロ at 20:35| Comment(0) | H29技術士一次試験(情報工学)

2018年02月15日

平成29年度 技術士第一次試験問題 情報工学部門 V−1

V−1
次に示す2分木のノードを、行きがけ順 (あるいは前順、
preorder)、通りがけ順 (あるいは中順、inorder)、
帰りがけ順 (あるいは後順、postorder) の3通りの方法で
列挙した。

 平成29年度 技術士第一次試験問題 情報工学部門 V−1

次の(ア)〜(ウ)は、これら3通りの方法によるノードの
列挙を、順不同で並べたものである。

 (ア) D B E A F C G
 (イ) A B D E C F G
 (ウ) D E B F G C A

@〜Dの中から最も適切な対応を選べ。

                 
 @ 行きがけ順 帰りがけ順 通りがけ順
 A 行きがけ順 通りがけ順 帰りがけ順
 A 帰りがけ順 行きがけ順 通りがけ順
 C 通りがけ順 行きがけ順 帰りがけ順 
 D 通りがけ順 通りがけ順 行きがけ順



答えはこちら
タグ:2分木
posted by ファーストマクロ at 20:25| Comment(0) | H29技術士一次試験(情報工学)